● 5G/WiFiワイヤレス通信機能でクラウドに常時接続● 自律走行による移動が可能● 遠隔操作が可能図1 人と協働し、現場の業務を最適化するロボット「ugo」の構成業務DXロボット「ugo」(ユーゴー)「ugo Pro」最長180センチまで伸び、高いところの点検などにも対応。アームがある「ugo mini」アームがなく手軽なサイズ・金額で導入できる145G、LTE、WiFiPHOTOVIDEOEVフロア移動レポート画面例設備A移動撮影記録通知ノーコード自動化Map巡回/SLAMFlowAI Toolboxシステム連携介護をはじめ、多様な現場で活躍ugo株式会社 <URL>https://ugo.plusugo株式会社 代表取締役CEO 松井健氏活用領域・解決する課題最優秀賞ugo株式会社対象分野現場業務のDX支援・警備、点検、介護など現場業務支援・人手不足対策・ロボット活用の民主化テクノロジ・ロボット、IoT、5G、ハイブリッド制御アーキテクチャデバイスキーワードProfile ある介護施設では、入居する高齢者が館内を移動してきたロボットと会話をしていた。 今日の食事に関する連絡や、眠れたかどうかの健康観察も行っている。複雑な内容のときは、遠隔にいる スタッフがロボットを通じて入居者の話を聞き、スタッフが入力した文字をロボットが流暢に合成音声で読み 上げることも。入居者に呼び名を付けてもらえるほど、なじんだ存在だという。 このロボットは、ugo(ユーゴー)社が提供中の「ugo Pro」である。単に、人の作業を代行する機械ではなく、人と協働する統合的な技術サービスである。 ugo代表取締役CEOの松井健氏は以前、ソフトウェアのエンジニアだった。ロボット事業に挑戦した理由を次のように語る。 「ソフトウェアはPC上の話になりがちですが、リアルな現場にこそ課題があります。様々なIoTデバイスやシステムをつなぐハブを人ではなくロボットが担えば、物理的な空間でテクノロジーを使いこなしていいただく道具になれると考え、ロボットを中核にした総合的な技術サービスを提供するに至りました」 社名のugoは「融合」から命名されたという。 ハードウェアやIoTの世界を一から学び、利用者の反応・意見や現場の状況に寄り添った。 ロボットは自社で製造しており、プロダクトデザインにおいては、「どうしたら人もロボットも同じ空間で働きやすいか」を重視した。ugo Prougo miniロボット統合管理プラットフォーム「ugo Platform」警備点検表情があり移動も動作も人が親しみやすいロボット社会インフラサービスを支える業務DXロボット「u(ユーゴー)go」 現場と「協働」し、働き手の力を活かすロボット登場!スマホのように、利用者主体で使いこなせる道具に
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