【MCPC award 2022 審査委員】◎普及促進委員会とは…モバイル/IoT・AIのユーザー企業での活用推進、ビジネスマッチング、ベンチャー企業の育成支援などを推進している。「MCPC award」の開催、各種セミナー・勉強会の実施、事例集の発行など。豊橋市上下水道局が導入したIoTシステムモバイルテクノロジー賞、モバイルビジネス賞、モバイルパブリック賞、モバイル中小企業賞の各賞のうち、最も優れた事例を選び表彰グランプリ(大賞)総務大臣賞モバイルテクノロジー賞モバイル導入において最先端の技術を効果的に活用している事例モバイルビジネス賞企業を対象とし、モバイル導入により顕著な売上拡大や業績向上を達成した事例モバイルパブリック賞非営利団体を対象とし、モバイル導入により顕著な社会貢献をなした事例モバイル中小企業賞中小企業(中小企業基本法第2条に規定される企業、またはそれに準じる企業)またはそれらで構成される団体を対象とし、モバイル導入により顕著な売上拡大や業績向上を達成した事例特別賞上記の受賞事例に準じるもの奨励賞その他、顕著な導入効果を上げた事例* このほかに、ユーザー部門においては「セキュリティ委員会特別賞」が授与された。優秀賞を受賞したものの中から最も優れたものを選び表彰優秀賞ワイヤレス技術やAI/IoTを利用し、実際に販売・導入実績を有するITサービスやソリューションのうち、新進性、独創性、新しいエクスペリエンスや価値提供等を実現しているもの* このほかに、「AI&ロボット委員会特別賞」「5G/IoT ビジネス委員会特別賞」「特別賞」「奨励賞」が授与された。した。まさに共創の成果である。 サービス&ソリューション部門にて最優秀賞を受賞した朝日エティックの「IoTによる屋外広告物安全管理サービス」は、年数を経た屋外広告(看板)の安全性を管理するサービスだ。普及しやすい価格を想定し、屋外広告物に特化した光学設計技術により、カラーセンサを活用して鉄骨部分の錆びを判定するなど長年広告物を扱ってきた同社のノウハウが込められたシステムである。 両部門の最優秀賞はいずれも、社会の様々なインフラが改修・メンテナンス時期に入った現在、IoT・AIに求められる役割を強く朝日エティックのIoT端末MCPC会長 安田靖彦(早大・東大名誉教授)総務省 総合通信基盤局情報通信ネットワーク産業協会電子情報技術産業協会ITコーディネータ協会組込みシステム技術協会日本商工会議所MCPC幹事長MCPCシニアモバイルコンサルタントMCPC各委員会委員長(アドバイザー)4■MCPC awardの各賞<ユーザー部門>[2022年受賞企業の傾向]─審査委員会より●現場のノウハウをIoTに込める 社会インフラとして、しっかり生活・ビジネスを支える─本年度の特徴は、IoTやAI、モバイルが社会に浸透していく姿そのものだ。 ユーザー部門のグランプリ・総務大臣賞の豊橋市上下水道局は、物理的な制約が多い道路下等の水道管の漏水を遠隔監視するシステムを活用。限られた人員で漏水にいち早く対応できる仕組みを構築した。 本システムを開発したフジテコムは、現場の要望をよく聞き、難度が高いマンホール下からのIoTに挑戦<サービス&ソリューション部門>最優秀賞MCPC award 2022 各賞の選定基準
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